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キャッシングの審査はなぜ早いか?そのベースはスコアリングシステム

以前はキャッシングと言えども申込みから利用まで数日の時間が必要なことが当たり前でした。これは主に審査に時間がかかるためでしたが、現在では即日融資が可能なほど審査時間が短縮されてきています。

これは自動審査技術が進歩したためですが、この自動審査技術のベースになっているのがスコアリングシステムと呼ばれるもので、各審査項目を点数評価して、自動計算した申込者の点数で審査を行うというものです。

そこで審査を攻略するためには、どのような項目が点数化されているのかを調べ、自分に当て嵌めて、自分の弱点になっている部分を補ってスコアリングシステムの点数を上げるにはどうすれば良いのかを考える必要が有ります。

ローンの審査はそう簡単にはできない!短くても数日かかっていた

金融機関はお金を貸して利息を取り、これを利益にするという業務が基本です。したがってお金を貸さなければ利益は出ません。しかし返済が行われなければ損失になってしまいますから、融資に当たっては審査を行っているわけです。

しかし返済が行われるかどうかの判断と言うのはそれほど簡単にできることではなく、長年の融資の経験から培ってきた審査基準をもとに返済出来るかどうかについて判断を行うことになっています。

このような審査は、従来は様々な観点から人間が一つ一つ確認をしていましたから、時間的にも短時間で終わるというものではなく、短くても数日を要するのが普通で、即日融資などは夢のまた夢でしかありませんでした。

審査は何のために行われているのか

金融機関も企業ですから、利益を上げなければ生き残っていくことができません。最近では様々な収益源が有りますが、元を正せば金融機関の利益と言うのは、お金を貸して返済してもらう時に利息を付けてもらってそれを利益にしています。

したがって金融機関はお金を貸さなければ生き残れない訳です。しかし金融機関はお金を貸す前に申込みをしてきた人に対して審査を行って一部の人しか融資を行いません。考えてみれば利益を逃しているようにも見えます。

しかし融資したお金が返ってこなかったらどうなるでしょう。その場合には利息が受け取れないだけではなく、融資したお金の回収もできませんから、金融機関としては大きな損失に繋がります。

このため返済が行われるかどうかを見極める必要が有り、審査を行っているわけです。申込者にとっては厄介なものですが、金融機関にとっては損失を防ぐためにはどうしても行わなければならいものなのです。

返済の可能性を見極めるのはそう簡単なことではない

この返済の可能性を見極めるのは金融機関と言えどもそう簡単なことではありません。審査と言うのは実際の審査基準は公開されていませんから外からは分りませんが、概ね次の点について行われています。

  • 本人確認
  • 返済能力の確認
  • 信用できる人物かどうかの確認

本人確認と言うのは誰かの名前を偽って申込みをしてきたような人に融資しないようにするための確認です。返済能力の確認はそもそも返済できなければ始まりませんから収入などから確認が行われます。

信用できるかどうかと言うのは、返済能力が有っても、返済してくれるかどうかと言うのは別問題で、過去に問題が無かったかどうかなどを確認することになります。

これ等の判断は熟練した銀行員であったとしても時間を要する作業なのです。

以前は審査は早くても数日を要するのが普通だった

このように簡単な判断はできない審査ですから、以前は早くても数日を要するのが普通で、場合によっては1週間程度掛ってしまうような事も珍しいことではありませんでしたし、利用者の方のもそういうものだと考えていたのです。

たとえば住宅ローンやその他の 目的別ローンなどを考えれば、審査と言うのはかなり時間がかかるものだということが分る筈です。急げと言っても金融機関は確認が取れるまでは絶対に審査を終わりにするようなことは有りません。

現在では以下で説明するように審査は早く行われるようになりました。これを審査基準が少なくなったのではと考える人がいますが、絶対にそんなことは有りません。金融機関は必要な確認を減らしてまで審査時間を短縮しようとは考えません。

審査での本人確認
審査で行われている本人確認は本人を確認するための書類を提出してもらって行いますが、最近ではインターネット経由など様々な申込み方法が提供されており本人確認書類と本人を突き合わせて確認するようなことができないのが普通です。

このため本人確認では書類による確認の他に、申込者の勤務先に直接電話を入れて在籍していることを確認して、本人確認を補強しています。この確認のことを在席確認と言い、申込者には不評ですがほとんどのキャッシングで行われます。

在席確認は以前から行われている通り担当者の電話による確認になるため、審査がどんなにスピードアップしたとしても、この確認は短縮できません。確認できなければ審査は終了しませんから申込時には注意が必要です。

自動審査技術でキャッシングの審査を高速化!基本技術は点数化?

そこでそういった人的資源が少なく、審査にそれほど人間を投入できない業者が、審査の自動化を考え、実際に審査の自動化に成功して、現在の短時間での審査を可能にしました。これが他社にも波及して審査時間は短縮されることになりました。

この自動化の基本にあるのが点数評価で、一般的にはスコアリングシステムと呼ばれるものです。このスコアリングと言う技術は審査項目を点数で評価できるようにしたもので、合計点を見ることによって審査の可否を判断します。

このスコアリングシステムが開発されたことによって点数化は一瞬で終わり、人間が判断する部分が最小限になったことから、現在のような即日融資も可能な時代になり、便利な時代を迎えることができた訳です。

審査を自動化する金融業者が現れた

このように審査と言うのは時間と手間がかかるものだったのです。時間と手間がかかるということはすなわち人件費がべらぼうに掛るということになります。大手の金融機関なら良いですが、中小の金融機関は経営を圧迫する可能性すらあります。

このため、キャッシングというものが世間的に認知され利用者が徐々に増えてくると、業者の中にはそれに対応できなくなってくるところも現れてくるようになり、何らかの対応を取る必要に迫られたわけです。

そこで登場したのが審査をある程度自動化することに成功した金融業者でした。今日の審査時間の短縮の道を開いたのが、言うならばこの自動化を達成した金融業者ということになるわけです。

自動化の基本にあるのが点数評価

ではどのように自動化して行ったのかと言うと、簡単に言えば審査項目の点数化です。これまで熟練した審査官が行っていたものを、審査項目ごとに点数化して、誰が見ても融資の可否が分るようにしたわけです。

具体的には審査項目ごとに何種類かの段階を設けて申込者がどの段階にあるのかを申込み情報から読み取れるようにし、段階ごとにつけられた点数で採点していくことで、一定以上の点数が無ければ審査を否決にするわけです。

もちろんこれだけでは完全には信頼できるわけではありませんから、通常はこの後人でなければ判断できない部分の審査を行って、審査結果を出すわけです。

キャッシングによっては自動化した部分を 仮審査、人間が行う部分を本審査と呼んで分けている場合も有ります。

この自動的に採点する部分をスコアリングシステムと呼んでいます。

スコアリングシステムで審査はすぐに終わり即日融資も可能になった

このスコアリングシステムを利用すれば、仮審査部分は申込み情報が入ってきたところで瞬時に計算できますから、ほとんど時間はかかりません。

その後の人間がかかわる部分の審査項目はそう多くは有りませんから問題さえなければ短時間で終わります。

このため従来融資の高速化のネックになっていた審査は早い場合には30分程度で終わることになって、契約が迅速に行われれば、即日融資も可能な時代になってきています。

現在では即日融資の利用でネックになっているのは審査ではなくてATMで利用するローンカードの受渡しが郵送しなければならないという点です。

そこで金融機関は即日融資を可能にするために銀行振込による融資や店舗などに設置してある自動契約機でローンカードを受け取れるようにしている場合も有ります。

即日融資は何時までに申込めば可能なのか
いくらスコアリングシステムが開発されて審査が早くなったからと言って、必ず即日融資が可能なのかと言うとそうではありません。申込み時間による限界が有るからです。あまりに遅い時間に申込んでも金融機関の方も対応できません。

まず銀行振込で即日融資を希望する場合には、当日中の振込みにはタイムリミットが有るため、金融機関によって違いも有りますが、概ね12時までに申し込まなければ即日融資が難しくなると言われています。

次にATMからの融資の引き出しを希望する場合には、ネット上から申し込んだとしても最終的に窓口か自動契約機でローンカードを受け取らなければなりませんから、自動契約機の稼働時間が目安になります。

自動契約機の稼働時間はやはり金融機関によって違いますが、遅い場合には22時まで稼働している例も有ります。

ただし申込みからすべてを自動契約機から行うとすると、審査時間も考慮が必要なので終了時間の1時間程度前には申込みを始める必要が有るでしょう。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
キャッシング申し込みの手順と審査にかかる時間とは?

スコアリングシステムは何を点数化するのか?審査の内容から理解する

ではスコアリングシステムというのはどのような仕掛けになっているのでしょうか。それは従来人間が判断していた項目ごとに申込者の考えられる状況に序列を作り、信頼できる方から配点を決めておき、申込者の状況で点数化するというものです。

これを使えば計算は一瞬で終わりますから、申込みの前にホームページ上で申込者が事前に自分を評価できる仕掛けを提供することもでき、それは例えば10秒診断というような形で提供されています。

ただし審査は完全に点数化されて自動化されてはいませんから、仮審査でスコアリングシステムによる評価を行ったとしても、本審査で人間がかかわる部分の審査を行った段階で否決になってしまう可能性が有るので注意しなければなりません。

スコアリングシステムが点数化する項目

そこでスコアリングシステムが点数化しているであろう項目にはどのようなものが有るのかを考察していきましょう。

もちろんスコアリングシステム自体がどうなっているのかというような事は公開されていませんから想像の域を出ませんが、申込み情報などから類推すると概ね次のような項目ではないかと考えられます。

点数はそれぞれのキャッシングで違うはずなので、評価が高いのか低いのかだけ示しておきます。

  • 年収
年収額 評価
400万円以上
300万円以上400万円未満 中の上
200万円以上300万円未満 中の下
200万円未満
  • 勤務先
勤務先 評価
公務員
大企業 中の上
中小企業 中の下
自営
  • 職種
職種 評価
正社員
契約社員 中の上
派遣社員 中の下
パート・アルバイト
  • 勤続年数
勤続年数 評価
10年以上
5年以上10年未満 中の上
2年以上5年未満
1年以上2年未満 中の下
6か月以上1年未満
6か月未満 極低
  • 住居
住居 評価
持ち家
社宅 中の上
賃貸住宅 中の下
公営住宅
  • 居住期間
居住期間 評価
10年以上
5年以上10年未満 中の上
3年以上5年未満
1年以上3年未満 中の下
1年未満
  • 家族
家族 評価
独身家族同居
既婚家族同居(子供無) 中の上
既婚家族同居(子供有)
既婚家族別居 中の下
独身単身

これ等は大概申込み情報の選択肢と一致しています。申込み情報にさらに別の問いが有る場合にはそのキャッシングではそれらもスコアリングシステムに組み込まれている筈です。

申込みの前の事前診断も可能になった

こういった点数化の良いところは人間が介在しなくても、自動的に計算できると言う点ですが、この機能は審査に利用するだけではもったいないので、大手金融機関のキャッシングではさらに申込者にとってありがたい機能を提供しています。

その機能と言うのはキャッシングによって呼び方が違いますが、例えば10秒診断というような言い方で提供されており、要するに申込みの前に自分で審査の通過の可能性を診断するための事前診断機能です。

最近ではこの機能を匿名で提供しているのが普通ですから、下手に自分の名前を入力してしまって悪用される心配も無く、いろいろと試して自分が審査に通りそうなところを探すことができます。

ただし、この事前診断ではここで説明しているスコアリングシステムを使って行う部分の審査だけの結果ですから、実際の審査結果とは食い違う可能性が有ります。

点数化されていない部分も有るので要注意!

先程も触れましたが審査はスコアリングシステムだけで完結しているわけではありません。先ほどの内容を見てください。ほとんどは要するに返済能力関連の評価項目になっています。

しかし審査ではこの他に本人確認と信用の確認が行われます。本人が申込んでいるとしても、信用については別途確認される事になりますから、そちらの点で問題が有ればスコアリングシステムの点数がいくら良くても審査は通りません。

信用の評価と言うのは信用情報に格納されている内容を参照して行われることになっています。この中に過去の金融取引上の事故などの情報が残っている場合には、評価は一気に下がってしまうことになるのです。

したがって予め審査の通過の可能性を診断するのであれば、事前診断だけではなく、過去に金融事故を起こしていないかどうかも合わせて確認する必要が有るでしょう。

金融事故とは
審査で不利になる金融事故にはどういったものが有るのでしょうか。信用情報に格納される情報には格納期間が決まっているので、金融事故を起こすとその期間情報が格納されます。金融事故には次のようなものが有ります。

金融事故 信用情報に格納される期間
ローンの滞納 5年
各種支払の滞納 5年
債務整理 10年
ローンの申込み 6カ月を超えない期間

これ等の金融事故情報が残っている場合、返済能力が高くてもどの金融機関も審査に落とされてしまう為、こういう人たちのことをブラックと呼んでいます。

ローンの申込みが何で金融事故になるのかと言うと、短期間に続けてローンの申込みをした場合、お金に困った状況だと考えられる為で、特にこういう場合を申込ブラックと呼んで区別しています。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
キャッシングを複数申し込むと審査落ち?申込時期に注意すれば大丈夫

審査攻略のためには何が必要なのか?自分の弱点を補うことを考える

そこでスコアリングシステムのような自動化された審査を攻略するにはどうすれば良いのでしょうか。そのためにはスコアリングシステムで評価される項目を見て自分の弱点になる項目を見極めてみて下さい。

次に自分の強みを考えて弱点を補える部分を見つけ出すことで、さらに高得点を狙うための改善点を考えてみて下さい。こうすることでスコアリングシステムの評価を高めることも可能になってくるというわけです。

ただし、審査と言うのはそう簡単には通りません。コマーシャルなどを見ていると誰でも借りられるような期待を抱いてしまいますが、実は大手業者の場合半数も審査には通っていないのです。このため必ず審査に通ると考えるのは止めましょう。

自分の弱点を見極める必要が有る

このようにスコアリングシステムは申込者を点数化して評価しますから、先ほど示した点数化される項目を利用して自分で点数を付けて計算してみて下さい。項目が明確ですから、自分の評価点が低いところはすぐに分かるはずです。

このようにして自分の弱点を見つけてください。

特に先ほど示した評価が低以下になっているような項目が有る場合には、実際に審査ではかなり点数が低いはずですから、キャッシングの利用ではちょっと深刻な弱点と認識しましょう。

自分で自分を評価してみるのはかなりつらい作業になるかもしれませんが、現状を正しく認識するには、甘い判断などしないで、機械的に評価して、正しく自分の弱点をあぶりだすことが重要になります。

弱点を補いスコアリングシステムの評価を高くする方法を考える

弱点が有って審査通過が難しいのではと考えてしまった場合には、次に考えたいのが、評価を高くする方法を考えることです。例えば現在一人暮らしをしているのであれば、家族と同居すれば評価はかなり上がることになります。

その他にも評価の境目あたりになっていて、少し待てば評価が上がるというのであればキャッシングの申込みを多少待って、評価が上がってから申込みを行うようにすれば、審査通過の可能性は上がるでしょう。

また評価を上げるのとは逆に、評価を下げない工夫も必要です。例えば長く住んでいた場所から引っ越す予定が有るのであれば、引っ越し前に申込んでおいた方が、スコアリングシステムでの評価は高い筈です。

ただし審査はそう簡単には通らないことは覚悟しておこう

キャッシングと言うとコマーシャルなどで盛んに宣伝されており、即日融資などの言葉が飛び交っている為、一見誰でも借りられそうに感じてしまいがちですが、実際には審査通過はそう簡単ではないのです。

大手消費者金融の審査通過率を見ると、実際の審査通過者は申込者の50%にも満たない数字になっています。つまり半数以上は否決になっているわけです。

銀行は通過率を発表していませんが、審査は大手消費者金融よりも厳しいと言われていますから、通過率は更に低いはずです。

ですから、審査を受けようという場合には、いろいろと弱点の対策などを考えたとしても、必ず通るというような期待を抱かないで、否決になってしまった時には次にはどういった対処をすればよいのかについて予め考えておくことも必要です。

申込ブラックを忘れてはいけない
審査に落ちた場合でもキャッシングを申込んだという記録は残ります。したがって、この場合も申込み後6カ月を超えない期間申込ブラックと言う状態になるため、キャッシングの審査の通過は見込めません。

つまり一度キャッシングの審査に否決になった場合には、慌ててしまってすぐに別のキャッシングの申込みを考えようとする人が多いと思いますが、そういった申込みをしてもやはり審査は否決になってしまうのです。

したがって審査に落ちた場合の対策を考える場合は、別を申込むという対策は、対策になっていません。借り入れ以外の方法で対策を考えなければならない訳です。

申込みを繰り返した場合、それらの記録は次々に残ってしまいますから、申込ブラックの期間がズルズルと後ろに延びて行くだけなので十分注意してください。

ここでキャッシングの審査のスコアリングシステムについて纏めておきます。

  • 以前のキャッシングの審査は数日かかっていた
  • 審査項目を点数化して自動化したことで迅速な審査が可能になった
  • スコアリングシステムは申込み情報を用いて点数化している
  • 審査攻略のためスコアリングシステムでの自分の弱点を理解する必要が有る

スコアリングシステムの進歩で便利な時代になりましたが、借金はしないほうが良いのにかわりは無く、キャッシングの利用を考えるときは、まず借りなくて済む方法を検討するのが先決です。

【参考記事】
キャッシング申込みは慎重に!大手金融会社の審査通過率は意外に低い

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